toかんで

星の瞳談義の幕間。

どうやらかんでさんのエントリはまだ途中のようなので、相づちを打つ程度にさらっと書いてみます。 当初の構想では真理子が主人公だったそうですから。 そうだったんですか。あれ、でもどこかでその話を聞いたことがあるような気もする。少女マンガ特有の各…

三角形。

「星の瞳のシルエット」なんですが、私が読んだのは実は大学生になってからだったりします。あるとき高校の後輩の女の子と「耳をすませば」の話をしていたら、「先輩、あのアニメが気に入ったのなら次はこれですよ」と薦められたのですね。どうやら、かんで…

無邪気にBBSを使っていた頃。

私のインターネットデビューは1998年5月で、大学の授業で教育系に自己紹介のウェブサイトを作ったのが始まりです。その頃活躍していたのが、掲示板でした。日記はごく少数の人が使っていたようないなかったような、そんな感じです。What's newとかがコ…

見えない技術。

スポーツってなんでもそうだと思うんですが、一定以上の実力になってしまうと、素人からはうまい下手が分からなくなりますね。野口みずきの走りといわれても、元卓球部の私からは「走っているだけじゃん」としか思えません。高校のときに陸上部の友人が顧問…

芸能人でいったら。

なぜかこのところ海燕さんの記事に絡めません。 さて、かんでさんは柳原可奈子が苦手のようですが、私はマナカナが好きです。12年前に子役としてデビューしたマナカナですが、現在は歌を歌ったり舞台をやったりブログを書いたりしています。 マナカナで一…

ハルヒからケータイ小説に話が飛びます。

ハルヒの話には一応けりがついたかなと思います。そんなこんなで、話は飛びます。 今回のハルヒの話では、「リアルなハルヒ」はこの現実世界にはおらず、かといって小説やアニメの元の世界にもおらず、別の物語や思考の中に存在するということになりました。…

「リアル」の在処。

話を始める前に、少し私が何を専門としているかということについて語っておこうと思います。私の専門は広い意味でいえば、「人間の認知の仕組みを計算器に実装する」というものです。こういう研究をするときには、まずは「自分の認知の仕組み」を頼りにする…

本文と演出意図、ハルヒとハルヒの本質。

かんでさんの説明で、ハルヒの世界とこの現実の折り合いの付け方が分かりました。 まず第一に、「ハルヒの言動」はやはりこの現実では存在し得ないということ。第二に、「ハルヒっぽい人間」は存在し得るということ。要するに、「隣にハルヒがいる状況」とい…

隣のハルヒ。

一緒にハルヒがいたらということは想像したことがなかったですね。今も想像できません。ハルヒについては「ただの人間には興味ありません」が印象に残っているのですが、現実にこの科白が成立するかというと、成立しないんですよね、多分。ただの人間に興味…

本を読む理由。

ぼくは他人に理解してほしいとはそれほど思わないタイプなんですよね。ブログを書いているくらいだから全くないこともないけれど、基本的にはどうでもいい。 ただ、そのぶん、ひとを知りたい、理解したいという欲求は強烈にある。だからこそ、本を読むんです…