「ちはやふる」。

 マンガ「ちはやふる」にはまりました。はまったといってもまだ二巻までしか読んでいないのですが、はまりました。

 競技かるたのマンガで、要するに、かるた馬鹿たちの話ですね。いや、要約しすぎなんですが。

 で、内容の説明は面倒くさいので省くことにして、とにかく要所要所で泣けました。私は初期の「アイシールド21」と「おおきく振りかぶって」でよく泣いていたのですが、この作品も泣けますね。自分のサイトには、「勝負」と「チーム」というキーワードに弱いと書いたんですが、むしろ、「全力投球」的な何かに弱いです。平たくいえば、不器用でそれしかできないけどそれだけは誰にも負けたくなくて全力でとり組んでしまうとか、そういうのに弱いです。

 あの、実際の世の中は「○○馬鹿」が報われにくいのですが、なんで「○○馬鹿」が報われにくいんでしょうかね。

ちはやふる」の中にもちゃんと、「○○馬鹿はほぼ報われない」と分かっている登場人物が出てきて物語に奥行きを作っているわけですが、ふと周りを見回してみると本当に「○○馬鹿」が報われた事例ってないですね。いや、テレビの中にはたくさんいるわけですが。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

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