ブログ界。

 現状、ブログについていろいろとシステム的に問題点があることは私も認識しているつもりです。
 昔、運営していた掲示板で、全く価値観が違う方への対応で苦慮した経験がありますので、例えば今の海燕さんのブログを運営していく上でコメントに対応していくには非常に多くの労力が必要とされることは想像できます。
 その辺りなんとか出来ないかなぁ、とは私も常々思っているのですけども、いい方策は思いつきません。

 西鶴さんの書かれていたやり方だと海燕さんの指摘されたように炎上の確率、頻度は上昇してしまうのですよね、確かに。
 そこで、一つ考えたのは、注目サイト情報を有料化するという方式です。西鶴さんが指摘されたような注目記事ばかり集めたサイトをつくり、そこへアクセスするには料金をサイト管理者へ支払わなければいけない、とする。で、その料金を注目記事が採用されたブログの執筆者へ執筆料としてアクセス数などを基準に割り振って還元する。
 自分で考えてもツッコミどころの多い方策だと思いますが、もし万が一需要と供給のバランスが取れるのであれば、執筆者のモチベーションアップには繋がると思います。
 執筆者のコメントに対する対応についても、コメント書き込み者に手数料を課金すればいいんじゃないでしょうか。コメントを書き込む度に課金してもいいし、コメントに対して執筆者の対応があった時点で課金することにしてもいい。
 お金で問題が全て解決されるわけではないでしょうけど、少しはコメント書き込みに節度も出てくるんじゃないでしょうか。
 ただ、私は、よいブログ記事ならお金を払ってもいい、と考えるタイプなので、こんな意見を書きましたが、金払うくらいなら読まないって人は多いと思いますので、まぁ机上の空論だとは思います。あと、一応私も以前はてなで日記を書いていて、データとしてはまだ残ってたりするのですけど、まぁ誰もアクセスしないような場末のブログです。そんなブログについては全く縁のない方策ですよね、これって。
 一個お気に入りに登録された、とかってメールが来たことがありましたがそれくらい。
 私は、はてなの機能はブックマークも結局使用してないし、そのありがたみがよくわからないんですよね。何がどう便利なんだろうか、いまだに疑問。私のブログを読む側としてのスキルが低いんだと思います。ただスターがモチベーションになるのはなんとなくわかります。書く側の論理は想像できます。今はほとんど更新してませんが、一応私のブログも1日1000ヒットぐらいはアクセスあったので、想像くらいは出来ます。

 で、西鶴さんの指摘される市場原理の存在は私も感じますね。単にアクセス数を上げるだけなら、ある程度こんな記事を書いたら上がるというのはわかる。(といっても海燕さんとこの10分の1くらいまでの話なんですけど) でもそういう記事を書きたいか、というと、別にそれほど書きたくなかったりするわけですよね。
 例えば私の場合だと、有名なアニメや漫画のかわいい女の子のちょっとえっちなCGを描いたりすればアクセスが増えることはわかってるのですが、別にそんなの描きたいわけじゃないし。あとニュースサイト的な記事もアクセス増えますけど、書いていて他人のふんどしで相撲を取っている感覚がしたりします。その辺の折り合いをうまく付けることが出来れば、より快適なブログ執筆ライフを送ることが出来るんでしょうけど、現時点では私にとってはまだ難しいですね。