事務仕事および成績

 読むとか聞くとかそういう受け身の作業にはあまり波がないような気がしますが、書くとか作るとかにはかなり波が出ますね。私はブログに関しては条件反射的にスケッチをしたりしているだけなのであまり波は出ないんですが、ここ数年主体にしている作業にはやはり波があります。

 私はルーチンワークだけでこなせる作業を一括りに事務仕事と呼んでいるのですが、メインの作業は実はこの事務仕事に支えられているのかなという気もします。メインの作業にはなぜかどうしても波がある。メインの作業が進まないときには、だから、事務仕事をこなす。事務仕事をしていると、ちょっとメインの作業が恋しくなったりして、少しだけメインの作業に手を着けたりする。徐々に、メインの作業がはかどるようになる。そんな感じで、事務仕事は結構重要なのかなと。

 よく、兼業作家の人が専業になったときのことをインタビューか何かで訊かれて、「執筆量は増えなかったですね」と言っているのを目にしますが、こういうのも結局は事務仕事がなくなってしまったからなのかなとも思います。いや、違うかもしれませんが。

 あとは、長期間に渡って続けている趣味のようなものだと、周囲の環境の変化がかなり影響してくるように思えます。はてなダイアリーだと、最初はアンテナとダイアリーが主体だったのに、あるときブックマークができたじゃないですか。これってかなりダイアリーを書いている人に影響を与えたんじゃないかと思います。定常的にブックマークをつけられるような人だと(海燕さんとか)、エントリごとに「成績」がつけられているようなものですからね。スターも別の次元の「成績」ですよね。かなりの環境の変化です。趣味に成績がつくわけですからね。趣味に成績がつくって、嫌ですよ。私は嫌です。三年間習っていたピアノもそれでやめました。